おれの女房
山頭火 山本周五郎
Narratore 七味春五郎
Casa editrice: 丸竹書房
Sinossi
おれの女房 主題歌 ■男性vocal https://youtu.be/z4sMk5fGrzI ■女性vocal https://youtu.be/NWjEOPVF1aE ■あらすじ 狩野派の麒麟児といわれた又五郎は、狩野派を飛び出しーー伸び悩んでいた。描く絵描く絵が気に入らない。評価は下がり続け、世間にそっぽをむかれながらも、なんとか新しい工夫をこころみるが、女房のお石はガミガミパリパリのし通しで…… 若い絵師とその妻をとりまく下町の人々の生活を活写した、山本周五郎の感動短編です。 ■登場人物紹介 平野又五郎……狩野派の絵師。旗本の三男。 お 石 ……又五郎の女房。長く続く貧乏に耐え切れず出奔する。 狩野 信近……狩野派の長老。又五郎の師。 島田敬之助……小旗本の子。又五郎の友人。 松屋 貞造……反物商の四男。又五郎の友人。 井上孝兵衛……小旗本の子。又五郎の友人。 阿波屋加平……乾物商。芽の出ない又五郎の才能を信じ支え続ける。 五 兵 衛……長屋の差配。 お 勝 ……五兵衛の女房。 秀 ……米屋。 宇 吉 ……加平の寮の雇人。 お げ ん……宇吉の女房。 松平阿波守……阿波屋の地元の藩主。 定 七 ……お石の叔父。 ■用語集 景物……ケイブツ・風景や自然の美しいものを指す。四季折々の景色や自然の事物を称賛する言葉。 雅人……ガジン・上品で教養のある人、特に詩や書画に秀でた人物を指す。 規矩……キク・物事の規則や基準。また、物差しや定規など、物を正しく測るための道具を指すこともある。 白描……ハクビョウ・色や陰影をつけずに、線だけで描写する技法。特に絵画や絵巻物で用いられることが多い。 糟糠……ソウコウ・粗末な食べ物、特に糟(酒かす)や糠(ぬか)を指す言葉。転じて、困窮した生活を共にした妻を称える表現「糟糠の妻」として使われることが多い。 連子窓……レンジマド・格子状に組まれた窓のこと。日本の伝統建築に見られ、光や風を通しつつ外部からの視線を遮る役割を果たす。 応挙……オウキョ・江戸時代の有名な画家、円山応挙のこと。特に写実的で緻密な描写を得意とした。 文雅……ブンガ・文学や芸術における優雅さや洗練された趣味を指す。知識や芸術に秀でた上品さを意味する。 こちのひと……コチノヒト・「こち」とは、東風(春の東風)を指し、「こちのひと」はその風を感じる人物、転じて風雅を楽しむ人や詩情豊かな人を表すこともある。 経師屋……キョウジヤ・障子や襖(ふすま)を貼る職業の人。または、それを専門に扱う店。 枯淡……コタン・物静かで淡々とした趣を持つこと。洗練された落ち着きや簡素でありながら味わい深い美しさを意味する。 依嘱……イショク・仕事や任務を他人に委ねて頼むこと。正式に依頼や委託をすることを指す。
Durata: circa un'ora (01:17:04) Data di pubblicazione: 23/10/2024; Unabridged; Copyright Year: — Copyright Statment: —

