週刊 宮本武蔵 第28話 芍薬の使者(2)
吉川英治
Narrator 浅科准平
Publisher: Otobank
Summary
石舟斎から預かった文と芍薬の一枝を届けるため、お通は伝七郎のいる旅籠を訪れた。文を受け取り、中身を見た伝七郎はつまらなそうな表情を浮かべる。また、芍薬は京にも咲いていると言い、お通につき戻すのだった。強いて押し付けるわけにもいかず、帰路につく事にしたお通は、宿の案内娘・小茶にその芍薬を授け、城へ戻っていった。小茶は受け取った花を武蔵のもとに持っていくと、彼はその切り口を見て、首をかしげるのであった。
Duration: 20 minutes (00:19:57) Publishing date: 2015-09-11; Unabridged; Copyright Year: 2015. Copyright Statment: —